来院動機
1週間前から、レジ打ちの仕事をしている際に、手首・指先に引っかかりと痛みを感じる。
以前、整形外科でTFCCと診断されている。
フライパンを返す動作で激痛が走る。
普段から肩こり・胸まわりのハリが気になっている。
時間が経てば治ると考えていたが、症状が悪化してきて不安になったため来院。
問診内容
痛みのきっかけ
5年前からレジ打ちの仕事をしている際に、両手首に痛みを感じている。整形外科ではTFCCと診断されている。
1週間前より、起床時に指先を握ることが困難になり、風船が入っている感覚に襲われる。
フライパンを返す動作をする時に痛みが生じる。
また、肩こり・胸まわりのハリがさらに強くなり、重さが残るようになった。
身体所見・治療経過
初回施術
立位時の姿勢を確認したところ、左右の肩の高さに差があり、骨格・筋肉のバランスが悪く、筋肉の緊張がかなり強い状態であった。
また、頭が通常より前方に位置し、背中が猫背となり、頸・肩にかなりのストレスがかかっている。
指先の引っかかりは中指に強くあり、指を曲げることが困難な状態であった。
筋肉調整で全身の筋肉、特に頸・肩周りを中心に行い、筋肉の硬結の処理をし、その後、特別なローラーを用いて頸、肩、指先にアプローチした。その後、テーピングを指先に添付し、補強した。
2回目も身体の変化を確認しながら、治療を施す予定。
2回目の施術
指先の風船が入っているような引っ掛かり感が、5分くらいでおさまるようになった。右手にアザのようなものができたが、腕、肩周りの重さは軽減されており、動きやすくなった。
引き続き、筋肉調整とローラーの治療を行い、アフターケアの体操、アイシングの指導を行い、経過を観察する。
7回目の治療
状態は改善しており、指の引っかかりや肩のハリ感はほとんどない状態である。
まだ肩の可動域が動ききれてない部分があるため、可動域を戻しつつ、再発しにくい身体作りを目標にして治療にはげんでいく。
患者様からのコメント
最初は、身体が重く、特に指先が動かなくなってきて、このままどんどん悪化するんじゃないかと不安でしたが、先生がたが明るく優しく治療してくださるので来院しやすいですし、何より身体が改善されていくことが実感できましたし、すごく楽になりました!
これからはもう再発したくないので、先生に教えていただいたことをしっかり守って頑張っていきます。
担当者からのコメント
まずは早い段階で、症状が改善してくれてよかったです。あとは可動域が良くなれは、もっと生活を楽に送ることができます!
改善傾向にはありますが、再発することを防ぐために良い状態を体に覚え込む必要があります。正しい座り方など細かいところまで指導していきますので頑張っていきましょう。
お電話ありがとうございます、
大泉名倉堂鍼灸接骨院でございます。